「あなたが腹が立つのは 相手のその言い方、
相手が腹が立つのも あなたのその言い方」
「いつも言っているでしょ、何回言ったらわかるんよ」
「どうしてこうなった? こうなることはわかっとったでしょ」
「言い訳は言わないで……」 「今、やろうと思っていたのに……」
こんな会話が夫婦・親子・職場などでよく交わされています。
実は 何度言っても相手がなおらない原因の一つは あなたの「その言い方」にあると思います。 「その言い方」に相手はカチンときているのです。
「言い方」の下手な人は いつも誰かとけんかしています。原因は些細な事でも「言い方」が悪ければトラブルの素となります。 内容が正しければ正しいほど相手は拒みます。
心は天邪鬼(あまのじゃく)、そこを踏まえてちゃんと伝わる言い方をすれば
相手は行動をかえてくれることもあります。
ある夫婦がシチューの具を 鳥のもも肉にするか豚肉にするかが原因で大喧嘩になり口をきいていないと言っていました。 もとの原因は「どうでもいいこと」です。 それがわかっているけど互いに「その言い方」に腹が立ち引けずにいるのです。
みんな人生を楽しく生きていきたいと思って生活しています。
「どうでもいいことにはこだわらない」私は普段そう心がけています。
しかし、多くの方は「その言い方」で相手を怒らせています。
「その言い方探究会」では どんな言い方をしたらちゃんと相手に伝わるかを
皆さんの体験から掴んでいき普段から使える人になることを目的といたします。
(自転車に乗る感覚)
こんなことを言うと 皆さんは それは「相手に聞かせたい」と言い
ますが それが必要なのは「あなた自身」です。
日本的生き方探究所
七代目 部屋 文十郎
(楠部 宏)
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